不動産用語集

二重家賃にじゅうやちん

二重家賃とは、現在の賃貸住宅から別の賃貸住宅へ住み替える際、旧居と新居に同時に発生する家賃のことをいいます。旧居の退去日と新居の入居可能日のタイミングにより、家賃の重複が起きることがあります。
二重家賃を防ぐためには、契約書に定められている解約予告期間を調べることが大事です。これは、物件によって解約・退去までに必要な期間が異なる(居住用物件の場合、一般的には1ヶ月~2ヶ月)ため、ここを予め認識しておけば、無駄な二重家賃の発生を防ぐことができる場合もあります。ただし、借りたい物件が「空室」になっている場合、貸主は、できるだけ空室の状態を回避するために、入居審査に通過後すぐに契約開始を求められることが多いため、現住居の退去を待たずして転居先の家賃が発生し、二重家賃にならざるを得ない事例も多くあります。

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