定期建物賃貸借契約
定期賃貸借契約とは、一般的に賃貸借期間の終了によって契約も終了することとなります。継続して賃貸借する場合は貸主借主双方の合意の上、新たに契約しなおす(再契約)が必要となります。
- 定期賃貸借契約のメリット
借主側は通常普通賃貸借契約より良い条件で契約できるケースが多い点や契約満了後にその時々の市況に合わせ貸主、借主ともに再契約をする場合にも条件を再度交渉できる点が挙げられます。貸主側からは契約満了時に解約を前提としている難のある借主の解約(追出し)が容易な点もメリットです。
- 定期賃貸借契約のデメリット
借主側からは契約期間満了時に再契約を断られる可能性がある点や途中解約をする場合に相当額の違約金が発生する場合がある点が挙げられます。貸主としては普通賃貸借契約と比較されると借り手が見つかりにくく条件を普通賃貸借契約と比べ少し安くしなければならない点が挙げられます。