不動産の賃借に際して、当初に発生する費用のことを言います。
賃貸住宅を借りる場合の初期費用は、敷金(退去するときの原状回復費用に充てるため前もって預ける金銭)、礼金(家賃とは別に賃借当初に支払う金銭、不要な場合もある)、前家賃(入居する当月・場合によっては翌月分の家賃)、仲介手数料、火災保険料、家賃保証のための保証料(連帯保証人が保証する場合には不要の場合もある)、引っ越し費用などです。そのほかに、入居時に家具や家電を購入する場合には、その費用も加わります。
賃貸住宅に入居するための初期費用は、一般的に、家賃の5-6ヵ月分程度(あくまでも目安です)とされています。