登録日:2025.03.12

ジモティーで賃貸物件の募集をする手順3ステップ!メリット・デメリットも紹介

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目次

「所有物件の空室期間が長引いて、家賃収入が減って困っている」

「仲介手数料や広告料の負担が大きくて、収益が圧迫されている」

「自分で入居者募集をしてみたいけど、トラブルが起きないか心配」

空室に悩むオーナーのなかには、仲介手数料や広告費用をかけずに直接入居者を募集したいと考える方が増えています。ジモティーは地域密着の無料掲示板として知られ、手軽に投稿できる点が魅力です。

そこでこの記事では、ジモティーで賃貸物件の募集をする際の手順やメリット・デメリットを解説し、効率的に空室を埋めるためのポイントを紹介します。費用を抑えながら素早く入居希望者と出会うためのヒントを得られるので、ぜひ参考にしてみてください。

ジモティーで賃貸物件の入居者募集ができる

ジモティーは地域密着の無料掲示板として広く利用されており、不用品の譲渡サイトとして広く利用されています。賃貸物件の募集や検索にも対応しているため、オーナーが直接入居者を探したい時に活用可能です。最大の特徴は仲介手数料が不要な点であり、借主と貸主がやり取りを直接行うため、費用を抑えたい人同士のマッチングに向いています。

ジモティーを使えば広告費がかからず、オーナー主導で取引を進められるのが大きなメリットです。不動産仲介会社を通さずに契約することで、仲介手数料を抑えたい入居者にもメリットがあります。

ジモティーで賃貸物件を募集する手順3ステップ

ジモティーを使った賃貸物件の募集は、会員登録から情報入力までを手軽に行える点が大きな魅力です。しかし、具体的にどの手順で進めれば良いかわからない方もいるかもしれません。ここでは、スムーズに掲載を始めるための3ステップを紹介します。タイトルや写真の用意など、事前準備をしっかり行うことで後々の成約率にも影響が出るため、ぜひ確認してみてください。

1. 掲載の準備をする

最初に、ジモティーで利用するアカウントを作成し、掲載する物件の基本情報を整理しましょう。登記簿や建物の構造など詳細を把握しておくと、後の問い合わせ対応がスムーズです。

次に、入居見込み客の興味を引くタイトルと説明文を考えます。たとえば、駅や周辺環境の利便性を簡潔に示す表現や、築年数や設備面の魅力を伝える一文を入れると効果的です。そして決め手になる写真は、内見したいと思わせるように明るく撮影しましょう。できるだけ、広さや清潔感が伝わる構図を意識することが大切です。

2. 物件情報の入力をする

掲載の準備ができたら、ジモティーへ物件情報を入力します。タイトル欄には物件の大まかな場所や特徴を簡潔に記載し、以下の情報を正確に反映させましょう。

  • 所在地
  • 物件種別
  • 間取り
  • 築年数
  • 基本情報

ペット可や駐車場完備の特別な条件がある場合は、必ず記載してください。ユーザーは細かな特徴を基準に検索することもあるため、詳細な情報が多いほど反響を得やすくなります。最後に写真をアップロードし、公開すれば募集ページが完成します。

3. 入居者と丁寧なやり取りを行う

掲載後に入居希望者からメッセージや質問が届いたら、可能な限り早く返事をすることが大切です。連絡が遅れると相手の興味が薄れ、別の物件に流れてしまう可能性があります。問い合わせ内容には具体的に答え、不安や疑問を解消できるようにしましょう。

内見の約束を取り付けたら、現地に来る前に部屋を清掃し、設備全体が問題なく使える状態にしておくのがおすすめです。もし複数の候補者から申し込みがあった場合は、内見時の態度や連絡のスムーズさを含めて慎重に判断するのがおすすめです。

契約に至るまでのやり取りは、誠実さとスピードの両方が求められるため、相手の目線に立って対応しましょう。

ジモティーで賃貸物件の募集を行うメリット・デメリット

ジモティーで賃貸募集を行うと、仲介手数料が不要で気軽に始められる反面、契約手続きやトラブル対応を自分で担う必要があります。メリットだけではなくデメリットも正しく理解することで、上手に活用できるかが見えてくるでしょう。

ここでは、仲介手数料の削減や独自の需要を開拓できる反面、管理負担が増える可能性があるなど、実際に利用するうえで押さえておきたいポイントを紹介します。

1. メリット

ジモティーの最大の魅力は、仲介手数料が不要な点です。通常なら不動産会社に仲介を依頼すると家賃の0.5〜1ヶ月分を負担するケースがありますが、直接取引ならかかりません。さらに契約条件をオーナー主導で決められるため、入居時期や初期費用などを柔軟に調整しやすいです。

入居希望者とはメールやメッセージでやり取りを行うため、反応が早ければ短期間で成約に至る可能性があります。不動産ポータルサイトでは埋もれがちな、DIY可や短期貸しといった特殊な需要にも応えられる点も特徴です。

2. デメリット

一方で、ジモティーを利用する場合は不動産会社の仲介がないため、トラブルが発生しても自己責任となります。契約書の作成や重要事項の説明などの手続きも、自力で行わなくてはなりません。

不動産会社を通した契約では、国土交通省に登録された家賃債務保証業者を利用できる場合があります。しかし、ジモティーのような個人間取引では、オーナーが直接家賃債務保証会社の審査や契約を行う必要があります。借主の事情やオーナーの事情で利用が難しい場合、保証会社なしの契約になることがあるため、注意が必要です。

問い合わせ対応や内見の調整などの実務も全てオーナー側で負担するため、忙しい方には負担が重いかもしれません。

ジモティーで募集をする際は、入居希望者の身元や信用情報をオーナー自身が確認する必要があります。そのため、内見に来ない・契約したのに連絡が途絶える・夜逃げされるなどの事態が起こる可能性が高まるでしょう。

ジモティーとポータルサイト募集、どっちが効果的?

ジモティーは無料で始められる一方、大手ポータルサイトと比べると物件数や検索機能に差があります。どちらを選ぶかは、費用と集客力のバランスをどう考えるかによって変わるでしょう。

ここでは、ジモティー単独での募集における反響の少なさや、ポータルサイトを活用した場合のメリットなどを比較し、それぞれの特徴を紹介します。ECHOESを使えば両方のメリットを取り入れられる点も注目です。

1. ジモティーは手軽だが、比較的反響が少ない!

ジモティーは気軽に物件を投稿できる反面、利用者数が限られているため、大手ポータルサイトほど多くの入居希望者を集められないでしょう。ジモティーで賃貸物件の募集をされていることを知らない方も多いため、大手ポータルサイトよりも母数が減ります

その結果、掲載から内見希望や問い合わせが来るまでに時間がかかる場合があります。無料で出せるのは大きな魅力ですが、アクセス数が少ないと賃貸需要の高い時期を逃してしまう可能性もあるでしょう。

2. 大手ポータルサイト掲載なら、より多くの入居希望者にリーチできる!

SUUMOやHOME'Sなどの大手ポータルサイトには、毎日多くの利用者が訪れます。結果的に物件の露出度が高まり、家賃や立地条件が合致すれば多方面から問い合わせが入りやすいです。

検索機能もしっかり整備されているため、間取りや地域、設備など細かい条件を指定して探すユーザーに対して効果的にアプローチできます。競合物件が多いというデメリットはありますが、その分ターゲット層とのマッチング力が高いのが強みです。

3. ECHOESを使えば、簡単にポータルサイト掲載が可能!

ジモティーだけでは充分な反響が得られない場合でも、ポータルサイトを活用すれば多くの入居希望者にアピールできます。

賃貸オーナー向け募集支援サービスの「ECHOES」では、必要な情報をまとめて入稿すれば複数の大手サイトに同時掲載できる便利な仕組みを備えています。仲介手数料や広告費を抑えつつ多くの人に物件を見てもらうには、ジモティーと併用して露出を増やすのが効果的です。

手軽さと集客力の両立を図りたいなら、ECHOESを活用してポータルサイト掲載を一括で進めましょう

ジモティーで賃貸の募集をする際の7つのポイント

ジモティーでの募集を成功させるには、写真や説明文だけではなく、ターゲットの明確化や契約条件の設定などのいくつか押さえておきたい要点があります。無料で掲載できるとはいえ、曖昧な情報のままでは反響が得られにくいだけではなく、トラブルにもつながりかねません

ここでは、契約条件の提示から問い合わせ対応の進め方まで、実践に役立つ7つのポイントを紹介します。効果的に運用し、空室を埋めるきっかけをつかんでください。

1. ターゲット層を明確にした物件情報を発信する

ジモティーの利用者は、地域性を重視する方や初期費用を抑えたい方が多い傾向にあります。物件の強みを伝える際は、以下のようにターゲットに合わせた訴求が重要です。

  • 単身者向けなら駅近やネット設備を強調
  • ファミリー向けなら間取りの広さや周辺環境を強調
  • 外国籍入居やペット飼育などの条件緩和を強調

タイトルや説明文には、検索にヒットしやすいキーワードも盛り込みましょう。狙いたいターゲットが明確なほど、条件や説明が具体的になり、問い合わせにつながりやすくなります。ECHOESの活用と合わせて、多面的なアプローチを検討しても良いでしょう。

2. 写真は「魅せる」ことを意識して内見への意欲を高める

掲載写真が魅力的だと、内見したいと感じる方が増えます。撮影時は明るい時間帯にカーテンを開け、部屋を整理整頓したうえでスマートフォンや広角レンズを活用すると部屋の広さが伝わりやすいです。

リビングやキッチン、バス・トイレなど生活に直結する部分は特に注目度が高いため、清潔感がわかるように撮影しましょう。外観やエントランスも忘れず撮ると建物全体の印象を把握してもらいやすくなります。

3. 問い合わせには迅速・丁寧に返信する

ジモティーでは、メッセージ機能を通じて質問や内見依頼が届きます。返信が遅れると、せっかく興味を持った人がほかの物件に流れるリスクがあるため、24時間以内に返事をするのが理想です。

対応時には言葉遣いを丁寧にし、曖昧な回答は避けて具体的な情報を伝えましょう。質問内容に的確に答えることで信頼度が上がり、スムーズな契約につながる可能性も高まります。

4. 内見前にユーザーの評価を確認しておく

ジモティーでは、取引相手の評価を参考にできる仕組みがあります。過去に何らかのトラブルを起こした人や、キャンセルが頻繁な人には低評価が付いている可能性があります。

内見日を確定する前に、相手の評価コメントややり取りの雰囲気を見て、不安があれば事前に質問することでリスク回避につながるでしょう。全ての問い合わせを無条件に受け入れると管理負担が増えるため、相手をある程度選別することも、トラブルを防ぐうえで有効です。

5. 契約条件を明確にする

以下の条件を最初から明示しておくと、問い合わせ段階の混乱を減らせます。

  • 家賃
  • 敷金・礼金の有無
  • 更新料
  • 契約期間

入居希望者から要望があった場合でも、物件の収支を鑑みて受け入れられる範囲なのかを慎重に見極めながら対応してください。

入居に関する条件は、後々のトラブルを避けるためにも、書面で明確に定めることが重要です。口約束だけで済ませてしまうと「言った」「言わない」の争いに発展したり、予期せぬ解釈の違いが生じたりする可能性があります。

6. 入居審査は慎重に行う

個人間取引の場合、審査をおろそかにすると家賃滞納や部屋の使い方を巡るトラブルが発生しやすくなります。身分証の提示や勤務先の確認、連帯保証人の有無などを確認し、必要に応じて保証会社を利用する手段も検討しましょう。

賃貸借契約書の作成や入居前の物件チェックは、貸主と借主の双方にとって安心材料になります。契約時に細かい点まで共有することで、お互い気持ちよく住める関係を築きやすくなります。

7. 自主管理に不安があればプロに頼る

ジモティーでの募集は、管理や契約に関する作業をすべて自分で行うのが前提となります。オーナー業に慣れていない場合や、空室が多く手間が回らないケースでは、プロの不動産会社に管理を委託するのも1つの選択肢です。

募集段階だけジモティーを活用し、成約後の管理は専門家に任せるなら、負担を軽減しながら直に入居者を集められます。

まとめ:ジモティーで賃貸物件の募集をするならECHOESがおすすめ

ジモティーは無料で手軽に利用できる反面、集客力の面で不安が残る場合もあります。しかし、ECHOESのサービスを利用することで、大手ポータルサイトとジモティーへの掲載を併用できます。

大手ポータルサイトへの一括掲載を通じて幅広い入居希望者とつながりやすくなり、ジモティーと併用することで費用と集客力の両面を補完できるでしょう。自分のスタイルに合わせた使い方を考え、よりスムーズな賃貸経営を実現するなら、ぜひECHOESの活用を検討してみてください。

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